簡易蒸留器をつくる
どーもみなさんこんばんわ。
引き続き、風邪みたいな(以下略 で時間ができたおいらです。
さて、うっかり間違って薄めすぎちゃったアルコールをもとに戻して有効活用ってお話をしました。
有効活用できましたか?
なになに。
言うても「蒸留器」なんて一般のご家庭に転がってないよ?
っておっしゃりたいんでしょう?
いやいやそんな難しいことじゃないんですよ。
中学の理科で実験しませんでしたか? 原理は簡単です。
温めて蒸気にして、その蒸気をまた冷やす。
これさえ抑えとけばなんとかなります。
本日の工作の材料です。
猫は材料に含みませんよ? 三味線作るんじゃないんですから。
写真は全部ダイソーで調達しました。お近くのダイソーで探してくださいね。
残念なことにいちばん大事な材料がダイソーには売ってないので、次のはホームセンターで探してみてください。
われらが石黒さんには似たようなのがありました。
シリコンチューブです。
引き続き、風邪みたいな(以下略 で時間ができたおいらです。
さて、うっかり間違って薄めすぎちゃったアルコールをもとに戻して有効活用ってお話をしました。
有効活用できましたか?
なになに。
言うても「蒸留器」なんて一般のご家庭に転がってないよ?
っておっしゃりたいんでしょう?
いやいやそんな難しいことじゃないんですよ。
中学の理科で実験しませんでしたか? 原理は簡単です。
温めて蒸気にして、その蒸気をまた冷やす。
これさえ抑えとけばなんとかなります。
本日の工作の材料です。
猫は材料に含みませんよ? 三味線作るんじゃないんですから。
写真は全部ダイソーで調達しました。お近くのダイソーで探してくださいね。
残念なことにいちばん大事な材料がダイソーには売ってないので、次のはホームセンターで探してみてください。
われらが石黒さんには似たようなのがありました。
シリコンチューブです。
内径6ミリ前後のものを2mほど調達してください。
うちにあったのは廃品の再利用でちょっと肉厚ですが、ホムセンで売ってるのでも問題ないです。
んではサクサク組み立てましょう。
シリコンチューブを網の目を利用して螺旋になるようにします。
下の端は10センチぐらい出してくださいね。
次は穴あけ2個です。
ダイソーで買ってきた密閉できる缶の蓋にシリコンチューブの外径より1~2mm小さい穴を開けます。
今回は同じくダイソーで買ってきた革用ポンチを使いました。
外側から内側に叩いて開けましょう。内側に木っ端を挟んでやると缶を変形させなくてすみます。
次は冷却槽になるプラケースにも同じ大きさの穴を開けます。
ドリルがなければコンロで炙った釘とかで開けてヤスリで整形します。
つぎに、シリコンチューブの長くあまってる方の端を缶に、螺旋にした部分の下端をプラケースの内側から穴にねじ込みます。
仮組みするとこんな感じ。
ダイソーで買ってきた棚に乗せて、棚の足の部分にアルミワイヤーをビニールテープで止めてホースハンガーにしてます。
この缶は水密じゃなかった・・・ 大きめの茶筒とかあまってたらそれ使ったほうがいいです。 |
こんな感じ。
仕上げに穴の周り、缶の内側(ダイソーの缶は水漏れしたので・・・)にシリコンシールを塗ったくります。
スーパーボールに竹串をぶっ刺してコテがわりに使うと手が汚れなくて良いですよ。
プラケースの素材がポリプロピレンなら、シリコンの付きが悪いのでよくヤスリ掛けたりして多めに塗布。 |
コテがわりに使ったやつ |
以上で完成です! 簡単でしょ?
シリコンが固まるまで丸一日そ~っとしときましょう。
シリコンが固まったら、缶・プラケースに水を入れてみて漏れないかよく確認してくださいね。漏れちゃったら一度乾かして、更にシリコン盛ります。
お次は肝心な使い方です。
っても大したことないですが。
プラケースには氷水、北国にお住まいなら外に白いやつがいっぱい積もってますね?
それを突っ込んでください。
缶の方に原料を入れます。
ここポイントですが、テキトーにドボドボーって入れるんじゃなくて、缶の8分目以下になるようにしつつ、きっちりキリの良い量を測って入れます。
500mlで始めるのがおすすめです。
で、その缶を鍋で湯煎します。
ブツが出てくるであろうプラケースから飛び出たチューブの先にメジャーカップを置いて出てきたものを受けましょう。
意外と時間がかかるので焦らずじっくりやってください。湯煎はグラグラ煮え立つぐらいの火力で大丈夫です。
シリコンチューブ、シリコンシールともに150℃ぐらいまでは平気なので、湯煎では溶けないのでご安心を。
チョロチョロと出てくる液体が100ml溜まったら、火を止めます。
(原料が20%ぐらいに薄めちゃったやつの場合)
まだまだチョロチョロ出てきますが、出てくるやつは段々と濃度の薄いものになります。
消毒液として活用するには100mlぐらいにして、あとは切り捨てるか、別容器に受けておいて次の原料と混ぜちゃいましょう。
(一回に100mlしかできないので、一気に3~4回やっちゃいましょう)
これで、うっかりさんが量産しちゃった薄すぎイソプロパノールとか、消毒液を有効活用できますね!
おまけ:
出来上がったブツの評価方法
火をつけてみる(あくまで目安)
簡単につく=70%以上
炙ってれば燃えだす=50-60%
炙れば燃えるけど燃え続けない=40%以下
割とちゃんとした方法
正確に比重を計算する。
以下は500mlを正確に測ってその重量による判定法
60%=457g
70%=445g
80%=432g
90%=417g
*90%以上の純度のアルコールを精製するにはめんどくさい許認可が必要です。(アルコール事業法)
*90%未満の飲用アルコールは勝手に作ると怒られます(酒税法)
*ちゃんと金払うから買わせろよ・・・買えないもんは自作するしかなかろう?
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