ロケットストーブを作った

どうもコンバンワ、おいらです。
物置小屋で長年活躍してきた鉄板製の薪ストーブが、劣化して穴だらけのヒドイ状態になってきたので買い替えを考えてたのですがね。
ホームセンターで同型のストーブをリサーチすると1万ぐらいするんですよ。 ・・・昔はお金持ちだったんですね。
小屋で作業してる間だけ暖を取るシロモノに1万は高いですよね。しかも燃料に自宅用の良質の薪とかもったいないったらありゃしない。 木っ端とか薪のカスとかそんなのを活用したいんですよ。
で、ぐぐる先生と協議の結果、ロケットストーブなるものを採用することになりました。 まず、名前からして素晴らしい(そこか)
原理はこのサイトの方が分かりやすくまとめてあります。
で、発祥というか、本場は名前からして米国のようですね。ココとかココとか
で。
とりあえず会社の資材置き場からドラム缶をもらってきたまでは良かったんですが。 なにせドラム缶ですからね。・・・物置小屋にはデカすぎですね。 さらには、中に仕込むヒートライザー用の部材(レンガもしくはU字溝とか)が計算すると結構なお値段になることが判明。・・・1万あればストーブ買えるんですからね、お金かかっちゃ意味がない。
せっかくもらってきた200Lドラム缶ですが、コイツを使うのは無理があるので、あっさりとアキラメです。
ドラム缶をもらうついでに20Lのペール缶をいくつかもらってきたので、ダウンサイズしてペール缶2段をアウターにして作ることにしました。
日本人なら小型化でしょう!(なんか違う) 原理さえわかれば何とかなるでしょ。
さて、以上を踏まえて用意した材料がコチラ。

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ペール缶2個・ステン煙突・家に転がってたブリキのゴミ箱・バーミキュライト・耐熱セメント。写真に写ってないですが、庭に転がってたレンガ3個と自宅薪ストーブから出た木灰も使います。材料費としては3000円ぐらいですかね。
断熱材としてはパーライトを使う方が多いみたいですが、本場ではバーミキュライトが多いようだし、安いのでこっちにしました。
ペール缶のうち、一個は上にかぶせるだけなので無加工です。下にする一個に煙突が通る穴を頑張って開けます。サンダー使うなり金切りバサミ使うなりで頑張りましょう。
で、こうなります。

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あんまりガタがあるようだったら耐火セメントとかでどうにかしましょう。オイラは特に処置しませんでしたが。
中はこんな感じ。レンガ3個をたてに入れます。煙突の下側に支えになるようにレンガのカケラを仕込んで有ります。このレンガの上に後でゴミ箱が乗っかります。

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で、このレンガの上端までバーミキュライトで埋めちゃいます。埋める前に排気用の煙突の接続を出しときます。レンガの上端の位置にマーキングして、また頑張って穴あけます。出来上がるとこんな感じ。

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立ち上がりの煙突は、レンガにゴミ箱を乗っけた時の高さに合わせて切って、余ったのを排気口の方に取り付けます。気になる人はあちこち耐火セメントで補強してやってください。
ココまで来たら、レンガの高さまでバーミキュライトで埋めちゃいます。隙間とかには指とか棒とかでぎゅうぎゅう押し込みます。
で、ゴミ箱をひっくり返してレンガに乗せます。底は煙突に合わせてくり抜きましょう。ただし、煙突を支持しつつ、上からバーミキュライトを入れれる微妙なバランスでくり抜きましょう。こんな感じ。(あとで見えなくなるのでかなりいい加減)

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で、ゴミ箱と煙突の間にバーミキュライトを詰め込んで、上からもうひとつのペール缶を被せれば完成。

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ペール缶の継ぎ目は耐火セメントで固めましょう。オイラは溶接しましたが、薄くて穴だらけになります・・・結局耐火セメントで埋めることになりますw

で、早速使ってみたんですが、これいいですね。
扉とかフタとかないので、燃料投入がらくちん。木っ端とかポイポイ入れれます。
完全燃焼するので煙もほとんど出ません。
ただ、ほったらかしで焚くのには向いてないですね。でも物置用なので問題なし。燃焼音が半端ないのも物置用なので問題なし。
ほんとにすごい燃焼音で、自然吸気なのが信じられないぐらいの音で、ごぉぉぉーって燃えます。で、木っ端とか焚付にしかならないような燃料で、よくあったまります。効率は素晴らしいですね。
原理さえ押さえとけば、簡単に作れるので、興味のある方は是非一度御試しあれ。



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