食害。

ようやく暖かくなってきたと思いきや、
風邪ひいて調子悪めのあぱでございます。

さて、昨夜ちょっと気になるニュースを耳にしました。これ → 食害

また例によって例のごとく毒入り解説です。

周辺海域では6匹のラッコが確認されてる模様。飼育を行ってる水族館の情報を見ると一日の摂食量は体重の20%だとか。
オスのラッコで体重30キロ。
つうことは6キロが摂食量。読売さんの報道とは食い違いますねぇ。
さて、一日6キロで6匹が食ったとして。
一日36キロ。一ヶ月で1トン。
3ヶ月かけて食い荒らしたと言う計算ですかね。
ちなみに。
昭和51年の根室でのウニの漁獲量:183トン
同63年 :48トン
ラッコが食った訳じゃぁナイデスヨ?
で、ラッコに3トンを奪われた漁業者は死活問題だと大騒ぎ。
そうそう、ラッコが食い荒らしたとされるウニは漁業者が沖合いから移植して育てたものだと。
だから漁師のモンだと。
でもね。
その場所を取り尽くしちゃっていなくなったから移植してるんでしょ。
ちょっとだけ内部事情を知ってますが、
ウニの移植ってのは正当なウニの漁期外で行われます。
漁期外に規格外の小さなウニを沖合いで採取して、そのまま水揚げすると怒られるので採りやすい浅瀬に寝かせておいて正当な漁期にゴソッととる。
なかなか素晴らしい根絶やし作戦ですね。
そもそも人間様が船を発明して沖に漕ぎ出すまではラッコのものだったに違いないウニ資源。
本当に食害を及ぼしてるのは誰なんでしょうかね。

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