リセットスイッチ。
いよいよ北国が雪化粧を始めた今日この頃。
日本全国200万人の読者のみなさまコンバンワ
アクセス解析なんぞは見ないようにしようと思っているあぱでございます。
さて。今日は久しぶりにまじめなお話をひとつ。
いつものようにニュースを見ながら夕食をとっていてふと思ったのです。
トップニュースから一貫して、殺したとか死んだとか死体が見つかったなどなど。
あまりに死が絡むニュースが多すぎます。
お金の絡む殺しや自殺よりも人間関係が原因の死が多すぎるようにも感じます。
ワタクシメは生物学をかじっているのでついつい生物一般の常識に当てはめてものを考える癖があるのですが、その見地から見るといわゆる「同種殺し」というのは生物一般においては珍しい事象です。
哺乳類などいわゆる高等生物は縄張り争いや権力闘争、食料をめぐる争いなど争いごとが絶える事はないですが、相手の命まで奪うことは稀です。ましてや自らの命を絶つなんてことは滅多にありません。
なぜか。
一般的に生物は「自らの遺伝子を残すため」という原則に基づいて行動しているといわれます。
生殖の対象となりうる同種の仲間は、殺してまで排除するべき相手ではない。ということです。母集団の大きさを維持するため、という見方もあります(母集団が大きいほど他種との競合で有利になる)
いつから人間が同種殺しを始めたのか。古生物学の知識が乏しいのでさっぱり知りませんが、競合する他種がいなくなったから、というのが理由ではないでしょうか。
他種>他民族>他家系>他人 ・・・・・・
ついには親や子までもその手にかける。
進化の頂点にいると自負する人間。
ここは本当に頂点なのか。
今一度原点に戻ってみましょうや。
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