Nikon1がやってきた。
とうとう買いやがりました。
高画質ミラーレスがもてはやされる中、いまいち不人気で不幸なニコン1。
おかげさまでとても低価格にて手にすることが出来ました。
すでにいろんなかたがレビューしてるのでアレですが、オイラ自身の価値観をぶちまけたレビューでも書いてみようかと思います。
イケてるポイント
- ファインダーがある
これ大事です。どうもカメラはファインダー覗き込まないと本気出せない人間なんです。
天気のいい日中はディスプレイなんて見られたもんじゃないですしおすし。
- 動画撮影中に静止画も撮れる。
娘のイベントなんかに駆り出されたオトーサンは忙しいんです。動画も写真も1台のカメラで撮れるなら、これほど便利なものはない。
- スマートフォトセレクターがいい仕事する。
うちの娘、シャッター切る瞬間にまばたきする名人なんです。この機能使うと娘のまばたき技能を回避できるんです。便利ですね。
- Ai時代のレンズまで使えちゃう。
銀塩マニュアル時代のレンズが使えるのは嬉しいったらありゃしない。しかも露出計使えちゃいます。いうことなし。
- 35mm換算で2.7倍
広角域大好き人間としてはイタイとこですが、娘のイベント用に手軽に高倍率の構成が組めるのはありがたいですね。あとで触れますが、広角はV1標準の10mmf2.8で満足できます。
イケてないポイント
- EVFへの切り替わりがちょっともたつく。
- 電源のON-OFFもやや遅い。
- ちっさすぎて小型レンズ装着時のホールドがしずらい
そしてあまり語られることのないモノクロモードについて。
意外にも色フィルター効果が掛けれます。 モノクロで色フィルターってコイツなにいってんの的な人は読み飛ばしてください。
銀塩時代に大好きだった赤色フィルターの効果をかけたサンプル。
もうね、この写真見た瞬間にNikon1に愛情がわきましたね。単焦点の10mmf2.8もいい仕事してますね。
このレンズとこの機能だけでご飯3杯イケますね。
という事でもう一枚貼っときます。
そこそこの画質でスナップ写真がとれて、たまのオトーサン業務の際には高倍率でのビデオ撮影と写真撮影をこなしてくれる。
銀塩マニュアル時代に1眼カメラに親しんだニコン党員のニーズを満たしてくれる素晴らしいカメラだと思います。
拡大すりゃ画像が粗いかもしれません。でも画質よりも大事なものが写真にはあると思うんです。
その時の雰囲気とか、一瞬の情景とか。
自分が思い描くような映像を残せるかどうかが大事だと思うんですよね。
白黒写真を始めた頃はいたずらに高画質を目指したもんです。マイクロフィルム用のフィルムを軟調仕上げで自家現像して、引き伸ばし機のピント合わせに最新の注意払ったり。
でも違うんですよ。ISO400のフィルムを現像時間伸ばして増感してワザと粒状性荒らした写真のほうがグッとくるものに仕上がったりするんですよ。
大事な瞬間・構図をきっちり画像として残せるか。
そんな「写真の基本」をよく考えて作られた、「カメラ好きのためのデジタルカメラ」です。
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