さらば、ぽち。

もう3ヶ月も前の話になりますが。
どうしてもブログに残しておきたいと思いつつ、なかなか書くことができずにいました。

��010年6月末。
��3年間を共に過ごした愛犬がこの世を去りました。

続きを読むのはおすすめしませんよ。

��3年前の夏。
彼は野犬の子としてこの世に生まれました。
生後1ヶ月ほどで他の兄弟共々役場の職員に「保護」されました。
役場で「保護」された野犬の行き先は一つです。
見かねた若い職員が、子犬たちの飼い主になれる人を探していました。
そんな時に、ワタクシメにも声がかかりました。
こうして彼との生活が始まりました。
まだ北海道に来て数年しかたっておらず、結婚もしていないワタクシメの最初の同居人。
それから職をいくつも変わり、結婚もし、子供も授かりました。
その間ずっと、彼はワタクシメのよき相棒でいてくれました。
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山に山菜を採りに行くときも。
川に魚釣りをしに行くときも。
自転車で散歩するときも。
娘が家族に加わったあとも、彼は娘を攻撃することもなく、よくなついてくれていました。
小さな娘にリードを持たせても、引っ張ることなく娘の歩調に合わせて散歩してくれていました。
そんな彼の異変に気づいたのは昨年の秋でした。
水を1日に3リットル以上飲み、毛ヅヤも悪く、ちょっとしたケガがいつまでも治らなくなっていました。
釧路の獣医さんの診断は「クッシング病」
難病でした。
完治する治療法はなく、薬剤による延命しかない。
色々と調べた結果、自然に任せることにしました。
投薬によって悪化する場合も少なくなく、成功したとしても2年。
それならば、このまま穏やかに過ごさせてやろうと。
阿寒の厳しい冬を乗り越え、
もう一年、なんとか生きてくれるかと思った6月。
徐々にやせ細っていった彼は、
暑さに勝てずにその命を終えました。
今、彼は、我が家の庭で眠っています。
娘を授かった記念に植えた樹の下で。
長年その樹の下からワタクシメの家族を見守ってくれていた、ぽち。
これからもずっと見守っていてくれると思います。
さらば、ぽち。
こんなワタクシメに長年付き合ってくれてありがとう。

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