民主主義。

最近ナニヤラ週間雑誌のようなスローペースですが、カンベンしてください。
なんかシランが忙しいのですよ。

さて、暫定政府だのなんだのって毎日きな臭いイラクで選挙が行われましたね。

またひとつ、民主主義国家が誕生したわけです。

いろいろと思うことがあるのですが、あまり偏ったことは書かない方向で進めます。

選挙という多数決が行われて、国民の代表が選ばれて・・
日本に暮らしていれば当たり前の政治が行われるわけです。

日本とは違うところは多民族であり、かつ宗教的な衝突が絶えないお国柄ということ。

民主主義ではたとえ僅差であったとしても多いほうの意見が正当化されがちです。
どこのニュースを見ても、この「少数意見軽視」の懸念が報じられていますね。
いかに少数派の民族からの意見をくみ上げるかが真剣に議論されてます。

大事な問題です。よく議論したほうがいいのは当然です。

でもね。

議論してるあなた方。

自国内の少数意見はくみ上げてますかね？

すべての意見が尊重されるわけではない、民主主義の避けては通れない弱点は、
単一民族だろうと、単一宗教だろうと関係なく存在する問題なのですよ？

少数意見をうまいことくみ上げるシステムをどっかの偉い人が作り出せば、
武力によるテロ制圧なんかよりよっぽどテロ抑止の効果があると思うんですがね。

自分たちの意見が聞き入れられないから、武力に訴える。
テロを起こすほうも、これを制圧するほうも。

不毛な戦いはやめましょうや。

ま、ひとのことはさておき。

ワタクシメは専守防衛を貫こうかなと。